上野恩賜公園

上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)は東京都台東区にある公園。通称上野公園。「上野の森」とも呼ばれ、武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」に公園が位置することから「上野の山」とも呼ばれる日本で最も古い公園の一つで、面積は約53ヘクタールです。

東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野動物園などの文化施設が集中して立地しており、彫刻家高村光雲作の西郷隆盛像があることでも知られるなど、また、高台となっている忍ヶ岡はソメイヨシノの名所として有名であり、日本さくら名所100選に選定されていて、桜の開花時期になると大勢の花見客が押し寄せることで有名です。

夏には忍ヶ岡の南に位置する不忍池(しのばずのいけ)は、池の一部を覆い尽くすほどの蓮に覆われ、一面の緑の葉と桃色の蓮の花が美しいなど、多くの文化施設や観光名所が公園内にあります。上野恩賜公園は自然と文化が調和した、都心における憩いの場として多くの観光客に親しまれています。